フラット35が、10月1日申し込み分から一部変更に ~独立行政法人 住宅金融支援機構~

2017年10月16日

(独)住宅金融支援機構が、全期間固定金利の長期住宅ローンフラット35について一部制度を見直し、10月1日申し込み分からスタートした。
具体的には、加入者が死亡した際などに住宅ローン残債を全額弁済する団体信用生命保険(団信)について制度を改正。その加入費用を毎月のローン返済額に上乗せして支払う団信付フラット35の取り扱いを開始した。これまで加入費用は、住宅ローンの月々の返済金とは別に毎年1年分をまとめて支払っていたため、その負担が大きいという声がった。また、支払いを失念した場合、万一の際に保障が受けられないケースもあった。今回の団信付フラット35の利用によって、利用者の負担が平準化される。
また、省エネ性や耐震性など質の高い住宅を取得する場合に、借入金利を一定期間引き下げるフラット35Sについて、金利引き下げ幅をこれまでの0.3%から0.25%に変更した。2018年3月31日までの申し込み受付分まで適用する。