柱脚金物は何を重視して選ぶ？

2024年10月29日

いつも匠の一冊をご利用いただき、誠にありがとうございます。

家を支えるという重要な役割を果たす柱脚金物。
多くの商品の中から選ぶ際、何を重視しますか？
現場での作業効率を考えるなら、高い耐久性はもちろん、施工のしやすさにも注目してみましょう。
今回は、スリット加工した柱に金物をはめ込むだけで施工できる画期的な柱脚金物をご紹介します。

1. バルコニーや玄関を支える柱に使用できる柱脚金物
- 1.1. 性能はもちろん、施工方法にも注目して作業効率をアップ！
2. カナイ
「ステンレス柱脚金物（付属品付）」
3. 耐久性と施工性を両立した柱脚金物で作業効率アップ
4. 最新版「匠の一冊第２５号」のお知らせ

バルコニーや玄関を支える柱に使用できる柱脚金物

性能はもちろん、施工方法にも注目して作業効率をアップ！

柱を土台と接合するために使われる柱脚金物は、性能だけでなく施工のしやすさも重視したいものです。
従来の柱脚金物は、柱を柱受けの中にはめ込んで施工するものがほとんどで、そのために柱受けカップのサイズに合わせて柱を切る作業が必要でした。
そこで今回は、スリット加工した柱に金物を差し込み、側面からねじを留め付ける方式の カナイ製「ステンレス柱脚金物」 をご紹介します。
この柱脚金物は基準耐力を証明する社内試験を実施しており、バルコニーや玄関を支える柱に使用できる製品です。

カナイ
「ステンレス柱脚金物（付属品付）」

施工を簡略化し作業効率アップに貢献！

一般的な柱脚金物は、金物のサイズに合わせて柱を切る必要があります。
そのため、柱の本数が多い建物では脚注金物の取り付け作業が負担になることも。
カナイ製「ステンレス柱脚金物」は、スリット加工を施した柱に金物を差し込み、側面から全ねじで座掘り座金を留め付ける方法で施工します。

取り付け時に柱を切り込む手間が省けるので、複数の柱脚金物が必要な現場でも効率的に作業を進められます。
装飾性を重視した金物であるため、告示1460号および、構造計算には非対応。
主要構造柱には使用できないのでご注意ください。

また、金物が柱の中に納まるデザインなので、サイディングの施工がしやすい点もポイント。
不陸が生じないため防水シートやサイディングの取り付けがスムーズなので、高品質な仕上がりが期待できます。

社内試験で高い耐力を証明！

柱脚金物を選ぶとき、何と言っても重要になるのが性能です。
カナイ製「ステンレス柱脚金物」は社内での基準耐力試験を実施しています。
105角の引張で約21.03kN、圧縮で107.7kNと十分な耐力が証明されており、バルコニーや玄関を支える柱に使用可能です。

セットが便利！丸座金とボルトが付属！

丸座金とボルト、オールアンカーが付属しているので、別途部品を購入する必要がありません。
必要物品が全て揃っている便利なセットで作業をスムーズに進めましょう。

ステンレス製で錆びにくい！

柱脚金物の錆びは、住宅の耐久性を著しく低下させてしまいます。
施主様の中には金物の錆びを心配する方もおられるかもしれません。
このカナイ製「ステンレス柱脚金物」は、座金やボルト、オールアンカーなど全ての部品に錆びにくいSUS304製のステンレスを使用しており、長期にわたって住宅の耐久性を維持します。

耐久性と施工性を両立した柱脚金物で作業効率アップ

日本は地震大国とも呼ばれるほど地震が多いため、建物の耐久性に不安を抱える施主様も少なくありません。
耐久性に優れた建物を作るためには土台の強さが重要です。
カナイ製「ステンレス柱脚金物」は柱をカットする工程が不要でありながら、自社試験で証明された高い耐力を発揮し、バルコニーや玄関を支える柱の土台を強固に支えます。

耐久性と施工性を両立した「ステンレス柱脚金物」で、施主様の大切な建物を守りましょう。

ご紹介した商品はこちら
●カナイ【ステンレス柱脚金物（付属品付）】
　（総合カタログ25号 44P）

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