基礎の化粧モルタル仕上げ時のちょっとしたトラブル
“床下換気"のために最近の住宅の多くは基礎と土台の間に基礎パッキンが使用されています。(換気だけでなく気密用に気密パッキンもあります!)
基礎パッキンの基礎は過去の記事でご確認ください↓。
基礎を化粧モルタルで仕上げる際に、基礎パッキンの換気スリットを勢い余って化粧モルタルで埋めてしまった!!なんてトラブルが発生することはありませんか?
既存の基礎パッキンと基本的な機能は変わらないけど…ちょっとしたトラブルがなくなる便利な製品が実はあったんです!!
モルタル止付キソパッキンロング
化粧モルタルで換気スリットを塗り付けてしまう問題は、この製品で解決!!
キソパッキンロングと化粧モルタル止めが一体型になっているため、施工しやすく便利になりました。床下の換気流を阻害することもありません。
キソパッキンロングの換気スリットを基礎立ち上がり部の化粧モルタルが被らないようにするための左官定木を兼ねた形状をしています。
有効換気面積:92.33㎠/m(83.84㎠/本)
モルタル止部出幅21mm
基礎パッキンの基本の機能は変わらない
・モルタル止めのないキソパッキンロングの有効換気面積は101.76㎠/m
・モルタル止付キソパッキンロングの有効換気面積は92.33㎠/m
減ってるじゃないか!と言いたくもなりますが、JOTOさんの定めるキソパッキング工法の床下換気面積の算定は75㎠/mとなりますので、まだまだ余裕があります。
モルタル止付キソパッキンロングだけの特徴
製品名にもある通り、モルタル止めになります。
下図の断面を見ると三角形のモルタル止めが基礎の外に飛び出しています。
この出っ張りにコテをかけてモルタルをきるイメージです。
細かい気配り
天端にツンとバリが出来てしまいますよね。基礎パッキンがちょっと凹んでるJOTOさんオリジナルのバリ逃げ仕様はモルタル止付キソパッキンロングにも搭載です!
不陸の対処にはキソパッキングロング用調整板
ほぼほぼキソパッキンロングと変わらないこの製品(モルタル止めプラス)。
不陸の対処にはこれまでと同じように調整板を差し込んで解決です!
土台敷設後、キソパッキンロングと土台との間に隙間が生じた場合には必ず「調整板」を差し込んでください。
KP-L102・KP-L102MS・KP-L102MS35用
SK-S1021(1mm厚)
SK-S1022(2mm厚)
SK-S1023(3mm厚)
KP-L120・KP-L120MS・KP-L150用
KP-SL1201(1mm厚)
KP-SL1201 (2mm厚)
KP-SL1201 (3mm厚)
つまり…モルタル止付キソパッキンロングで決まり!
モルタル止めが付いただけのキソパッキンロング。されどモルタル止めが付いているか/付いていないか、この違いが大きい。他メーカーにはないオンリーワンの製品と言えます。
サイズ展開は土台105用・120用はもちろんのこと、105用にはモルタル止部の出幅が21mmと35mmのものがあります。
キソパッキンロングと化粧モルタル止めが一体型になっているため、施工しやすく便利になりました。床下の換気流を阻害することもありません。
キソパッキンロングの換気スリットを基礎立ち上がり部の化粧モルタルが被らないようにするための左官定木を兼ねた形状をしています。
有効換気面積:92.33㎠/m(83.84㎠/本)
モルタル止部出幅21mm
キソパッキンロングと化粧モルタル止めが一体型になっているため、施工しやすく便利になりました。床下の換気流を阻害することもありません。
キソパッキンロングの換気スリットを基礎立ち上がり部の化粧モルタルが被らないようにするための左官定木を兼ねた形状をしています。
有効換気面積:92.33㎠/m(83.84㎠/本)
モルタル止部出幅35mm