将来の配管更新工事を容易に!基礎貫通部材セットのご紹介
劣化した配水管の交換どのようにしていますか?
おそらく基礎を壊して交換をしていたかと思います。
今回ご紹介する商品は基礎を壊さずに配水管を交換できるようにし、
『長期優良住宅促進法』に対応した商品です。
長期優良住宅とは
長期優良住宅は、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅です。
長期優良住宅の建築及び維持保全の計画を作成し、所管行政庁に申請することで認定を受けることができます。
※国土交通省ウェブサイト:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000006.html
長期優良住宅の認定基準は「バリアフリー性」「可変性」
「耐震性」など9つあり、その中に「維持管理・更新の容易性」という基準があります。
※長期優良住宅認定制度の概要について[新築版]P3〜P4:https://www.hyoukakyoukai.or.jp/download/pdf/chouki_sin_2022_1.pdf を加工して作成
維持管理・更新の容易性とは
維持管理・更新の容易性は次のように定められています。
「構造躯体に比べて耐用年数が短い設備配管について、
支持管理(点検・清掃・補修・更新)を容易に行うために必要な措置が講じられていること。
※長期優良住宅認定制度の概要について[新築版]P3から引用:https://www.hyoukakyoukai.or.jp/download/pdf/chouki_sin_2022_1.pdf
配水管をそのまま基礎に埋めた場合、基礎を壊す必要があり、「更新」を容易に行うことはできません。
そこで今回ご紹介する『基礎貫通部材セット』のご使用がおすすめです。
基礎貫通部材セット
●タキロンシーアイ【基礎貫通部材セット】
基礎配水管さや方式で埋設することにより基礎貫通部材内部での水管の交換が可能になります。
・住宅性能表示制度 維持管理対策等級2以上の取得が可能になります。
・さや管構造で配管の周囲に空間を作るので、配管の切断が可能になります。
・さや管とホルダーで配管をしっかりと支持。配管勾配のずれを防ぎます。
・専用のパッキン付ソケットで屋外から水の侵入を防ぎます。
・さや方式で埋設することにより基礎貫通部材内部での配水管の交換が可能になります。
・住宅品質確保促進法・長期優良住宅促進法に対応。
※VU100及び配管は含まれておりません。 施工の際には、別途VU100、VU75大曲エルボ、VU75配管が必要です。
床下浸水などの対策商品
●早川ゴム【住宅基礎水抜き孔システム(防蟻タイプ)】
・ベタ基礎内の排水処理うを行う水抜き孔システムです。
・防蟻ブチルシートと防蟻パッキンが、住宅の天敵「シロアリ」の侵入をシャットアウト。
・防蟻ブチルシートが、基礎コンクリート硬化時にコンクリートと化学的に結合(接着)し、基礎部と一体化します。
・離型フィルムを剥し設置するだけの簡単施工。専用工具や重機などの設備は必要ありません。
●Joto(ジョートー)【水抜栓】
基礎区画中央部に設ける多機能水抜き。排水と防湿を兼ね、さらにシロアリ侵入も防止します。
・シロアリを通さない目の細かいメッシュを採用し、土間下からのシロアリの侵入をシャットアウトします。
・市販の塩ビ管(VU75内径φ83・現場調達)と接続できます。(土間部分以外でのご使用は避けてください。)
・土間の防湿を確保しつつも、基礎施工中の雨などで溜まってしまった水を排出、床下環境を快適に保ちます。
終わりに
長期優良住宅は、1戸あたり110万円(最大)の補助金や、住宅ローンの金利引き下げ、税の特例措置、地震保険料の割引等メリットが多く、施主様側も関心が高くなっていると思います。
これを機に長期優良住宅について考えてみませんか?
建築資材のご用命はぜひ匠の一冊に!