アンカーボルトの錆の原因はコンクリートの中の強アルカリ性でした。
新築現場で基礎養生中に基礎天端のアンカーボルトに赤錆びが発生しクレームになることがあります。これはアンカーボルトがコンクリートのph14という強アルカリと亜鉛メッキが化学反応をおこして亜鉛が脆弱になり、基礎天端面にあるアンカーボルトの境界面の部分から錆が発生するとのことです。
私の認識では鉄は酸が原因で錆びるとしか知りませんでした。アルカリと亜鉛が反応して錆びると聞きびっくりしました。施主の方が錆びたアンカーボルトを見ればそれは良い気持ちはしないだろうと思います。
そこで、最近では亜鉛メッキより防錆効果の高いエコート・プロイズ・デュラルコートなどの表面処理を加えたアンカーボルトの採用工務店様が増えてきております。より防錆効果の高いアンカーボルトのご採用の検討してみてはいかがでしょうか?その際はぜひとも弊社、匠の一冊からのご購入をお願いします。
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