筋かい(筋交い)金物とは?筋かい金物の種類と選び方

2018年5月11日

更新:2019/2/20

 

在来軸組構法で施工された木造住宅は筋かいを入れることによって耐震性を確保していましたが、実際には筋かい不足による欠陥が多く見られ、問題視されてきました。
しかし、2000年の建築基準法改正によって、筋かいのサイズが決まれば取り付け金物も自動的に決まるようになり、適切な筋かい施工の普及とともに接合金具の需要も増大しています。

今回は、筋かい金物の種類や筋かい金物の選び方についてご説明します。

 

 

  筋かい金物とは?

筋かい金物とは、筋かいの端部に取付ける筋かいと柱と横架材を接合する金物です。
筋かいは、建物の強度や耐震性を高めるために施工します。

2000年5月31日に施行された建設省告示1460号では、柱に付く耐力壁の種類に応じた接合部の仕様、接合金物の接合方法、必要耐力やN値が定められています。
筋かい金物を選ぶ際は告示表から選ぶほか、財団法人 日本住宅・木材技術センターによる『平成12年建設省告示第1460号に対応した Zマーク表示金物と同等認定金物・性能認定金物』が参考になります。

 

  筋かい金物の種類

筋かい金物の形状は大きく分けて、プレート型とボックス型・二面施工タイプの3タイプ!
施工箇所に合わせて、適切なタイプの金物を選ぶ必要があります。

 

プレート型

筋かい金物プレートタイプ
筋かい金物プレートタイプ


柱の側面に施工するタイプ。
ホールダウン金物などとの干渉を軽減できることが特徴!

リフォーム工事などにも多く使われています。

 

 

 


ボックス型

筋かい金物ボックスタイプ
筋かい金物ボックスタイプ


横架材に乗せる形で、筋交いと柱と3面で接合するタイプ。
筋かい金物の初期の頃からの製品です!

3面施工で、がっちり施工したいところに。

 

 

 

 


二面施工型

筋かい金物二面施工タイプ


筋かいと柱の二面を接合するタイプ。
ホールダウン金物や柱頭柱脚金物との干渉を防げることができます!

床合板工法の普及により、施工性が高い二面施工型が近年多く使用されるようになっています。

 

 

 

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プレート型

タナカBXカネシンBXカネシン
ヘキサプレートSDDP-2 ジャステンプレートメタリフ筋かいプレート
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ボックス型

タナカBXカネシン栗山百造
2倍筋かい<トライ>ジャスティーガセット・ライト2倍コンパクトボックス K-4
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二面施工型

タナカカナイBXカネシン
2倍筋かい<リベロⅡ>N-フリーダム筋かいプレートハイパーガセット
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ブレスターZ600DIT制震筋かい金物
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