木造軸組工法用の耐震と制震に!多機能筋かい(筋交い)金物のご紹介
木造住宅において、筋かいは壁を補強する重要な耐震要素であり、接合部を補強する筋かい金物の設置が欠かせません。筋かい金物を選ぶ際、耐震性や制震性はもちろんのこと、施工の容易さも考えたいところです。今回は、優れた制震性と耐震性を持つ筋かい(筋交い)金物、「BXカネシン DIT制震筋かい金物 DSS-I」と「岡部 ブレスターZ60」をご紹介します。
【BXカネシン DIT制震筋かい金物 DSS-I】
BXカネシン DIT制震筋かい金物 DSS-Iは高い制震性を発揮します。金物本体は鋼製の二重構造。本体の上下6カ所にあるブリッジと二重構造内部に充填された高減衰ゴムが地震の揺れを効率的に吸収、粘り強さを発揮して筋かいの損傷を抑えます。
DIT制震筋かい金物 DSS-Iの特徴
(1)高減衰ゴムと金物の変形による減衰効果
(2)土台や横架材から離れた位置に接合でき、かど金物との干渉を回避
(3)左右を気にせず設置可能 ※内付け用、外付け用あり。
(4) 30㎜までの床合板に対応
(5)壁倍率2倍用筋かい(90・105×45) に対応
【岡部 ブレスターZ600】
ブレスターZ600は耐震性・制震性の高い筋かい金物です。ブレスターZ600に施された特殊なスリット加工は、大地震時に変形することで筋かいの損傷を抑え、“初期剛性の高さ”と“ねばり”を発揮。法令化が難しい“大変形後の性能”にも配慮しています。ファイヤーストップ材の上から直接取り付けることが可能です。
ブレスターZ600の特徴
(1)ビスをすべて45mmに統一
(2)柱接合金物や筋かい材との干渉を大幅に改善
(3)横架材への接合部がコンパクトに
(4)省令準耐火に対応
(5)壁倍率1.5倍、壁倍率3倍の筋かいにも対応
匠の一冊ではBXカネシン DIT制震筋かい金物 DSS-Iと岡部 ブレスターZ600を取り扱っております。制震性・耐震性の度合いや設置場所に合わせて、最適な筋かい金物をお選びください。
BXカネシン DIT制震筋かい金物 DSS-I
https://www.takumi-probook.jp/products/detail.php?product_id=4404251&parents_code=440-4251
岡部 ブレスターZ600
https://www.takumi-probook.jp/products/list.php?name=%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC