住宅の平均建築予算、過去最高を更新

2025年4月10日

住宅の平均建築予算、初の3000万円台に

住宅展示場協議会のアンケート調査によると、2024年に総合住宅展示場を訪れた来場者の平均建築予算は、過去最高の3028万円になりました。
前年から178万円増加しており、3000万円を超えるのは今回が初めてです。

年代別にみると、34歳までの若年層、35～49歳までの中年層、50歳以上の熟年層の全ての年代で上昇。
特に、若年層と中年層は前年から約200万円増加し、それぞれ3134万円、3004万円と大幅に増えました。
熟年層も2878万円と同100万円を超える増加となっています。

また、世帯年収の平均金額は18年から7年連続上昇の858万円となり、こちらも過去最高を更新しました。
年代別では、熟年層が843万円と2年連続で減少した一方、中年層は2年連続で増加し904万円、若年層も前年から微増し822万円となりました。
熟年層と若年層の差は20万円程度と小さいです。

なお、展示場への来場者は若年層が前年比3.5ポイント減の38.1％と低下しましたが、中年層は同1.7ポイント増の38.9％、熟年層も同1.6ポイント増の22.8%に伸びました。

▼住宅展示場協議会　総合住宅展示場来場者アンケート 2024調査報告書
http://www.jutenkyo.com/enquete_24/index.html

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