子育て世帯向けの住宅ローン優遇を1年延長へ

2025年1月17日

自民・公明両党による「令和7年度与党税制改正大綱」がまとまりました。

住宅関連では、2024年限りとしていた子育て世帯・若者夫婦世帯向けの住宅ローン減税の優遇措置を25年末まで1年間延長することが盛り込まれています。

住宅ローン減税を使ってローンの借入を行う場合の借入限度額は、
2024年に
　・長期優良住宅、低炭素住宅4500万円
　・ＺＥＨ水準省エネ住宅4000万円
　・省エネ基準適合住宅3000万円
　・その他住宅0円
にそれぞれ引き下げられました。

しかし、子育て世帯（19歳未満の子を有する世帯）・若年夫婦世帯（夫婦のいずれかが40歳未満の世帯）については住宅取得を支援する観点から、借入限度額の引き下げが行われず、24年末まで最大5000万円とする措置が取られていました。

今回の税制大綱では、この適用期限を1年延長し、25年末までとしました。

また、子育て世帯・若年夫婦世帯に対する住宅リフォーム税制の適用期限も25年末まで1年間延長する方針です。
子育て世帯・若年夫婦世帯が子育て対応の住宅リフォームを行う場合に、最大25万円を控除します。

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