経済産業省、次世代太陽電池を2040年に20GW導入へ
経済産業省は、ペロブスカイトをはじめとする次世代太陽電池の普及目標として、2040年を目途に20ギガワットを導入することを明らかにしました。
ペロブスカイトは、軽量で曲げられることから建物壁面などへの設置が可能です。
主な原料となるヨウ素の産出量は日本が世界2位(シェア約30%)であり、生産面に優位性を持つ国産事業としても期待されています。
しかし、普及にあたってはシリコン電池よりも発電コスト高いのが現状の課題です。
そこで、国はGI(グリーンイノベーション)基金を活用し、次世代太陽電池の研究開発や生産・量産体制の確立を支援、発電コストの削減を図る方針です。
・25年に1キロワット時20円
・30年に同14円
・40年に同10~14円以下
とシリコンパネルと同等の水準に近づけます。
併せて、多様な場所への設置支援も行い、需要の創出に取り組むことで、40年を目途に20ギガワットの導入を目指します。
発電コストを先述の数字よりも大幅に削減できた場合は、導入目標を2倍の40ギガワットに拡大する考えです。
▼経済産業省 次世代型太陽電池戦略
https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/perovskite_solar_cell/20241128.html
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