新築、2040年に58万戸に 野村総研が予測 ~野村総合研究所~

野村総合研究所(NRI)は、2040年までの新設住宅着工とリフォーム市場、既存住宅流通量を推計した結果を公表しました。

それによると、住宅着工は
 2030年度に新築が77万戸(前回予測時70万戸)
 2040年度には58万戸(同49万戸)
になると予測。
いずれも前回予測時より上方修正となっています。

今年度については86万戸としていますが、住宅工事原価の影響次第で4万戸程度落ち込み、82万戸になるとしています。

利用関係別に見ると、2040年度には
 持家15万戸(2023年度22万戸)
 分譲住宅14万戸(同24万戸)
 貸家(給与住宅を含む)29万戸(同35万戸)
いずれも減少していくと予測しています。

一方でリフォーム市場については、広義の規模(「住宅着工統計上『新設住宅』に計上される増築・改築工事」および「設備等の修正維持費」に、「エアコンや家具等リフォームに関連する耐久消費財、インテリア商品等の購入費を含めた金額」)が今後もわずかながら成長を続け、2024年には8.9兆円に達する見込みとしています。

狭義の市場(「住宅着工統計上『新設住宅』に計上される増築・改築工事」および「設備等の修正維持費」)は、それより1.2兆円前後少ない7.7兆円と見込んでいます。

▼野村総合研究所 
https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2024/cc/0613_1

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