2023年度の住宅着工戸数 約80万戸で7%減、2年連続の減少 ~国土交通省~

国土交通省が発表した「建築着工統計調査報告(令和5年度計)」によると、2023年度の新設住宅着工戸数は前年度と比べて7.0%減の80万176戸となり、2年連続の減少となりました。

利用関係別では、持家は21万9622戸で同11.5%減となり、2年連続での減少です。総戸数が77万5277戸にまで落ち込んだ2009年度の持家が28万6993戸であったことを考えると、持家の状況がかなり厳しいことが分かります。

貸家は同2.0%減の34万395戸となり、3年ぶりに減少しました。分譲住宅は同9.4%減の23万5041戸。こちらも3年ぶりに減少に転じました。分譲住宅のうちマンションは、同12%減の10万241戸で前年度の増加から再び減少しました。戸建住宅は同7.4%減の13万3615戸で、3年ぶりの減少となりました。

建築工法別でみると、プレハブは同10.2%減少の10万572戸だったのに対し、ツーバイフォーは同0.2%減の9万1647戸となり、その差が縮まっています。

▼国土交通省 建築着工統計調査報告(令和5年度計分)
https://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_001227.html

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