基礎コンクリートの打ち継ぎ部の止水処理の必要性って?

住宅基礎の漏水の原因一つに、『基礎コンクリートの打ち継ぎ部からの浸水』があります。
漏水を放っておくとカビやシロアリなどの原因になるため対策をしなければなりません。
一般的にその対策として止水材(止水板)を施工しています。
しかし、止水材の中には膨張し、基礎に負担を掛けクラックに繋がるものもあるようです。
また、劣化し、将来漏水してしまうものもあります。

そこで今回は従来の止水板に変わる、新技術の止水材をご紹介します。

打ち継ぎ部からの浸水

建築・土木工事において、コンクリートを打ち継ぐ場合、
コンクリート硬化時の収縮などの原因により微細な間隙 (かんげき) が発生し、
特に地下部分では、その間隙からの水の浸入が避けられません。

対策方法

  • 膨張性ゴム止水材
  • 変成ブチルゴム止水材
  • PVC止水板    等の止水材を使用します。

しかし、これらの対策では次のような問題があります。

問題

  • 止水材が数十年で劣化し、止水効果が切れ、漏水してしまう。
  • 膨張するタイプは基礎に圧力がかかり、クラックが発生することがある。など
比較

NETISサイト『従来のコンクリート止水材との比較(技術資料より)』引用
https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=KT-160142%20

そこでベントナイト系止水材クニシールがおすすめです。
『クニシール』は高い止水性を有しながら、基礎にやさしく耐用年数が半永久的に続く止水材です。

『NETIS』に登録されており、そこで従来技術よりも優れていると評価をいただいている商品です。

NETISって?

NEW TECHNOLOGY INFORMATION SYSTEM(新技術情報提供システム)の略称です。
民間企業などにより開発された新技術にかかわる情報を共有及び提供するために、「国土交通省」が運営しているデータベースです。

ご興味のある方は下記ボタンからどうぞ

商品紹介

クニシール

クニシール

特徴

粘土鉱物ベントナイトによる高い止水性
水と接触した部分のベントナイト粒子がコンクリートの細かいすき間に追従しながら膨らむので、水みちを完全に充填し、高い水圧に耐えることが出来ます。
また、無機鉱物を主としているため「半永久的に性能劣化」がありません。


躯体にやさしい止水材
ベントナイトの細かい粒子が圧力を逃がしながら膨らむので、コンクリートを割るような大きな圧力が発生しません。


簡単施工で工期短縮
表面に巻いている水溶性フィルム(接着剤として作用)が可塑性ベントナイトと共に接着剤として作用するため、特殊な接着剤が不要で、水を用いれば簡単に設置できます。
設置面に押しつけるだけの簡単施工 !!従来の止水材と比較して大幅に工期短縮 !!


特別な下地処理が不要
クニシール C-31 は可塑性があり、柔らかいためあらゆる凹凸面に追従しながら施工が可能で、コンクリート面と止水材のすき間が発生し難くなっているため表面処理やコーキング処理の特別な下処理の必要がありません。


ムダのない末端接合部
末端接合部処理は、オーバーラップさせることなく、突合せで行います。接合部を粘土細工と同じ要領で手で馴染ませると完全に一体化します。


商品についてもっと詳しく知りたい方は下記URLから
クニミネ工業株式会社さん:https://www.kunimine.co.jp/products/seal.html

おわりに

基礎はそう簡単に交換することができません。そのため、止水材が劣化してしまうとまた別の方法で対処をする必要があり手間がかかります。
また、止水材のせいでクラックが発生してしまうなんでことは避けたいですよね。
このような対策として『クニシール』使用してみてはいかがでしょうか?

建築資材のご用命はぜひ匠の一冊に!