ポリカーボネートとは?ポリカ波板 徹底解説!
更新:2019/2/20
衝撃に強く、加工もかんたんなポリカ波板。
ポリカは、正式には「ポリカーボネート」と言います!
透明で裏表があるのが特徴。ウッドデッキやカーポートの屋根などあらゆるところで利用されているので建築関係ではない人でも見たことはあるはず。
もっと身近で言えば・・・
無印良品さんのペンや洗濯ピンチなども、ポリカ製品!
それから、iPhoneの本体外装に使われていたり。
そんな良く知ってるようであんまり知らない?
ポリカの特徴についてご紹介します。
ポリカとは?
正式名称:ポリカーボネート。
ポリカーボネート(英: polycarbonate)は、熱可塑性プラスチックの一種。化合物名字訳基準に則った呼称はポリカルボナート。様々な製品の材料として利用されている。モノマー単位同士の接合部は、すべてカーボネート基 (-O-(C=O)-O-) で構成されるため、この名が付けられた。ポリカ、PCと省略されることもある。また、アクリル樹脂などと共に有機ガラスとも呼ばれる。ドイツのバイエル社が開発した。
引用:Wikipedia
このポリカ素材、なんといっても使えるシーンが多い!
ではどんな特徴があるのでしょうか??
ポリカーボネートの特徴
高い衝撃強度
ポリカの耐衝撃強度は、透明のプラスチック材料の中で最高クラス!
その強さはなんと~~~~
同厚ガラスの約200倍!アクリルの約40倍!硬質塩化ビニルの約20倍!
・・・・・・・・・よくわからないけどすごい強い (★ゝω・)b-☆
わかりやすく言えば、軍事用品や防弾材に使用されるレベル!!
これだけの強さがあれば、防災・盗難防止などの安全面にもピッタリ。
加工のしやすさ
これだけの強度をもちながら、ノコギリで切れるという利便性・・・
塩ビに比べてやわらかく、材料自体もとても軽いので穴あけもかんたん!
高い透明度
ポリカプレート5mm厚なら、光透過率85%以上。
これはガラスやアクリルとほぼ同程度!
数値ではポリカの方がパーセンテージはやや下ですが、数%の違いをそこまでしっかり体感できる人もそれほど多くはないでしょう笑
強度もあるので、航空機や幼稚園の窓など安全が求められるようなところでも活躍!
すぐれた耐久性
①難燃性
火元を離せば、自然に火が消えていく自己消火性!
タキロンシーアイのポリカーボネートプレートは、DW認定品!
防火地域・準防火地域でも使えます!
②耐熱・耐寒性
実使用温度領域:-40℃~+120℃!
真夏の強烈な日光でも、厳しい冬の寒さや雪でも、軟化したり亀裂ができたりしにくい!
③耐候性
長期間屋外で使っても日光や風雨による劣化が少ない!
とはいえ、イッパングレードだと紫外線にさらされ続けると黄色っぽく変色することも・・・
耐候グレードなら、表面に特殊処理を加えているのでより強さが発揮されます。
ポリカ波板・平板の紹介
ポリカ波板とは、このポリカ素材でできたなみなみ型の断面をした板のことです。
(そのまんま!)
匠の一冊ではタキロンシーアイの商品を取り扱いしております。
数年前までは、裏表の区別がありましたが、現在では裏表を気にせずに施工できるようになりました!
その中からスタッフおすすめアイテムのご紹介☆
追記:自然災害による注文集中の影響で、ポリカナミイタは生産ストップ中です。(2018/11/16~)
ポリカナミイタ(生産ストップ中)
タキロン ポリカナミイタ 810ブロンズ |
ザ・標準的タイプの鉄板小波(32波)!
用途に合わせてカラータイプもあります。
追記:生産ストップ中(2018/11/16~)
ポリカナミイタ 熱線カット(生産ストップ中)
太陽光の熱エネルギーを効率よくカットして、炎天下での温度上昇を抑制するタイプ。
カーポートやテラス、バス停や公共施設の屋根などに!
追記:生産ストップ中(2018/11/16~)
ポリカナミイタ クロスライン(生産ストップ中)
表面に模様がはいったちょっとおしゃれなナミイタ。
採光性もありながら目隠し効果もあるので、屋根材だけでなく目隠し材としても最適!
追記:生産ストップ中(2018/10/16~)
ポリカーボネート平板(一般/両面耐候)
プレートタイプなので、カーポート・ベランダ屋根の取替補修など幅広く使えます!
厚さは2mmと3mmの2サイズ!
熱線カット機能付の平板もあります。
ポリカーボネートについて簡単に解説させていただきました!
意外と身近にこんな便利な素材があったとは・・・
匠の一冊では、タキロンシーアイのポリカーボネート製品を取り扱っております。
ご購入検討時からお届けまで、みなさまのお手伝いができればうれしいです。
ご不明な点などありましたらいつでもお問い合わせください♪